tennzann 2


山草花




カキラン




天山  1046m

佐賀県 2008 7/6  曇り/晴れ



そよかぜさん(山が呼んでる)をビックリさせよう!」 という肉まんさんの可愛らしい企みに
面白そうなので、Hiro、sasaguriさん、 Kaさんは乗ってしまいました!

しかし、これは佐賀のタクさんが要でした。

そよかぜさんには内緒ですから、
タクさんから、待ち合わせ場所、時間等うまく配慮していただき、
とてもとても楽しいビックリ再会となりました。


こんな きっかけの山歩きも良いものです。



本当は
タクさん(一日の王)の魅力が
みんなを呼び寄せたと思います。
タクさん ありがとう!!





オカトラノオ 
天山 2008 7/6 







参加者   総勢 13名



軟弱さん(軟弱日記)撮影
(写真は、そよかぜさんからおかりしました。)


                         佐賀県(4名)         タクさん  タクさんの山友・からつ労山の会長さん  M野さん  テツさん
                         長崎県(5名)         そよかぜさん  軟弱さん  ミッセルさん  クラッカーさん  壱岐ッ娘さん 
                         福岡県(4名)         肉まんさん  sasaguriさん  Kaさん  Hiro














   ハス  多久聖廟にて 
2008 7/6 佐賀県多久市



天山の帰りに寄りました。

「仁者は 山を楽しむ」
(論語カルタ)
と書いてあり
私達には、とても嬉しい言葉でした。


仁」は 慈しむ、慈悲深い と言う意味で
そう ありたいと願います。








  赤とんぼ   多久聖廟にて 
2008 7/6 佐賀県多久市

秋でもないのに?






ネジバナ
多久聖廟にて 
2008 7/6 佐賀県多久市





コース

岸川ルート (登りは九州自然歩道)


岸川林道分岐(8:50)〜岸川登山口(10:10)〜雨山分岐〜天山(12:00)〜上宮〜岸川林道分岐(15:25)


下記の絵図の真ん中の緑のラインが九州自然歩道です。






                           梅雨明けのムシムシしたとても暑い日でした。

                           集合場所の「今出川ふるさと公園」から天山まで標高差1000mあり、およそ片道3時間30分。
                           今回は岸川林道分岐がスタートで30分短くなりました。標高差は800m。

                           タクさんからの事前のメールで
                           「岸川ルートは、約6〜7割が舗装された林道歩きとなります。」 と書いてあり、
                           私の一番苦手な舗装された林道歩き、しかもかなりの距離。
                           イヤイヤながらのコースです。

                           しかし
                           その前に大きな楽しみがある!  そう思うと元気が出ました。

                           岸川ルートは思っていたより自然で、梅雨明けの日射不足で花の開かない時期でしたが、
                           あちらこちらで 
                           ネムノキ、ムラサキニガナ、オカトラノオ、カキラン、シモツケ テリハアカショウマ ギボウシ
                           ウツボグサ ヤマゼリ ヤブカンゾウ・・・・     等の花を楽しめて、とても満足でした。

                                       
 

                                          
                                                          昨年2007 10/21は、天山の東側の七曲峠(小城町)から
                                                          今回は、西側から登りました。

                                          







今出川ふるさと公園



8:20  集合

今出川ふるさと公園(佐賀県多久市)

     多久IC駐車場から北(左)に少し進むと岐路があり、
     右折すると「今出川ふるさと公園」に着きます。

     広々とした駐車場と綺麗なトイレあり。


       今か今かと、長崎組を待っていました。
       今回の肉まんさんのビックリ計画が、いよいよです。
       そよかぜさんがどんな顔をするのか?とても楽しみ!!

       タクさんのお迎えでやって来た長崎組。
       至近距離になると、車のなかで頭が揺れました。
       
       ポッカリとした可愛い表情で降りてきたのは、そよかぜさん。
       にわかに 笑顔に変わりました。

       突然の再会に みんな喜び沸立ちました。


    


       前日、そよかぜさんが肉まんさんに送った天山のお誘いのメールに
       肉まんさんの返信が 
 「難しいですが、頭には入れておきます。」
       と言う愛想のない内容。

       しょうがないかなー。
       数日前から そよかぜさんをビックリさせようとして企てていたのだから。
 

       
しかし 、その時 あわてて ビックリしたのは、
               ビックリさせようとしてた張本人 肉まんさん!  
だったと思う。







  


岸川林道分岐


 岸川ルートの登りは岸川林道分岐から天山まで九州自然歩道を歩きます。
 岸川登山口までは、舗装道路です。





8:50  スタート  岸川林道分岐

       このすぐ近くに、10台程おけるの駐車場があります。
       ラジオ体操をしてスタートです。 

       「天山への標識が無い為、真っ直ぐ岸川ダムへ行き間違いやすい。」とタクさん。
    

       「林道岸川支線」の看板がありました。

    

    

          





9:06  田植えの後で棚田がとても綺麗でした。

       岸川登山口まで、しばらく緩やかな道が続きます。
 9:20

岸川ルートの標識



9:20  岸川林道分岐から30分で立派な岸川ルートの標識がありました。

       この辺りから、いろんな花にであいました。
       そよかぜさんと軟弱さんは、花の名前がとても詳しくて 教えていただきました。




       「Hiroさんさっきの花の名前なんだった?」
       と何度も、sasaguriさんに聞かれましたが、ことごとく忘れてゆきました。 
    
        トラ カンゾウ カキ など一部分だけしか覚える事ができません。

      


そよかぜさんがカキランを見つけ、交替で撮影です。
めったに撮らないクラッカーさんが、珍しく撮影をしていました




アップで撮るとなかなか可愛いです。





岸川登山口






10:13  岸川登山口 到着

      岸川林道分岐から1持間20分。 

        ここから  舗装道路とお別れをして山道に入ります。 
        この先は 、二度 林道を横切り、雨山分岐にでます。









ひとやすみ


        山道に入ると、渓流に沿っての急坂となってました。

        岸川登山口から天山山頂まで、一揆に標高400mを登ります。

        幾つも小さな滝があり
        のぼせそうな暑さで、思わず飛び込みたくなりました。

        


       
 
一回目の林道へやっとでました。


10:50   一回目の林道着 

         橋の上で休憩。 
         蒸し暑さと急坂続きで、みんなヘトヘト。

         長崎組のザックをみると、重たそう。
         アルプスの予行練習とのこと。

         日々のたゆまぬ努力は大切ですね〜。
         暑い中、ご苦労様でした。

      
11:00    10分の休憩後 出発
       
   
 
二回目の林道


11:20   二回目の林道を横切り、さらに山道を進みます。

八幡岳、女山(船山)


        振り返り見ると遠くの景色が見えます。

        タクさんが、八幡岳、女山(船山) を教えてくれました。
        夏は、知る人ぞ知る、キツネのカミソリが咲く美しい山だそうで、
        いつかは、登りたいと思いました。

        
 



 11:35   天川駐車場への分岐 到着

 11:36
雨山 分岐


 11:36    天山 雨山 上宮 上宮駐車場への分岐 到着


        案内の標識

          ☆ あめやま 0.3KM
          ☆ 天山山頂 0.5KM
          ☆ 岸川バス停へ 6.4KM
          ☆ 河内 晴気 バス停 0.5KM







     天山山頂をバックに、記念写真を撮りました。


12:00    天山山頂到着


          
 

    予報では、晴れでしたが、雲がかかり
    お陰で爽やかな風が吹き抜けていました。
       






 12:15

雨山  天山から

雨山を望むこの景色は、とても美しかったです。


天山をくだり、上宮へ。



13:00 上宮  東屋にて昼食

楽しく語らいながらのランチタイム





13:27天山上宮駐車場へ


                                                                                

  

  



天山上宮駐車場から、雲仙が見えます。



 14:52

再び九州自然歩道へ




         天山上宮駐車場から車が通る林道をくだります。

14:40   「林道岸川支線」看板がある岐路へ。
         左も行けるそうですが、右の方が近いと言う事で、
         そちらのやや狭い林道を歩きました。


14:52    しばらくすると、登りで歩いた九州自然歩道に出ました。



          降りの長い舗装道路で、今日初めてお逢いした
          長崎のミッセルさん
佐賀のタクさん  からつ労山の会長さん  
          M野さん  テツさんと、楽しくお話しをしました。
          皆さんとても気さくで、すっかりお友達になりました。

          私の苦手な舗装道路でしたが、まったく気になりません。





 

岸川林道分岐






15:25    岸川林道分岐 到着






 

15:35

有名な「岸川まんじゅう」



暑かったので、私はアイスをめざして入りました。


















  

16:10

福岡組の三人は、多久聖廟にいきました。

山で疲れた後だと言うのに
タクさんが
親切にも案内してくれました。



午後5時
多久ICまで誘導してくれたタクさんとお別れ。

遠くになっていくタクさん。

とても 別れ難い気持ちでした。

「こんなにいい人めったにいないなー。」



大変 お世話になりました。









    
    前日 タクさんのブロブで見たハスの花が綺麗で、
    どうしても見たかったのです。
    午前中に花が開くので、蕾だけでもいいと思っていたら、
    幾つか開いてました。 とても嬉しかったです。

    ここのハスは、二千年前の種から生まれたもので、
    今 その花が時を越えて、美しく咲いていることに 
    とても感動しました。


    多久聖廟は、儒教の孔子を祭ってあります。
    「仁」の心は、この渇いた日本には、とても大切だと思います。
    
    

    










「あなたは本当の天山を知っているか!」
「岸川ルートを登らずして天山に登頂したと語るなかれ!」

と言う
そよかぜさん タクさん達のお叫び!

私は「岸川ルート」は初めて、地理関係が全くわからず
どのように歩いているのか、チンプン カンプン。

それで
「 まだ 天山がわからない〜〜!!」



その後、より天山を知るために地図を見たり、いろんな方のHPを開いて調べました。

しかし
「体験で知ることに勝るものはない。」
と思うので、また行きます。


































tennzann 1

 山草花  




天山    1046m  佐賀県小城町

2007 10/21  晴れ   


  


ムラサキセンブリ




                             

 

          
       動画はこちらへ        click here           

タイトル

           1、天 山 山頂

               2、あめ山 山頂から

                         
               


             コース    七曲峠〜天山〜あめ山〜天山〜七曲峠


  





    スタート

    登山口 七曲峠
     (県道290)
  
    道を挟んで、真向かいに
    彦岳の登山口がある。


    その日、ある地域のPTA主催の
    山登りがあり、小学生(40人位)が
    賑やかに、元気良く登っていた。

    私達は、時間差をつけて、
    静かになったところで登り始めた。







  

 


 
    始め少しだけ急坂があるが、
    その後は
    緩やかな林の中を歩く。

  

    日常の生活で得られない  
    貴重な時間が与えられ、  
    いろんな思いにふける。
 




  




 
    天山の言葉からか、

    「気づいたことは、天の声」

    と書いてあったカレンダーを
    思い出した。
  
    いつも良い方向へと発信される
    天からの語りかけがあるのに
  
    「ああすれば、よかった。
    こうすれば、よかった」と過ぎた事を
    悔やむ事がよくある。

    心が素直でないと、なかなか、
    聞く事が出来ないのであろう。
  
    直くありたいと思う。     





  




    林をぬけると
    なだらかな丘に出た。

    振り返ったら

    彦岳が、

    その向こうには

  
  背振山系が見えた。



  




    丘に登ると、先程の子供達に追いついた。
    途中、男の子から声を掛けられた。

  
男の子  「‥‥ですね。」
         声が小さくて聞き取れない。

  
私     「何?」

  
男の子  「‥ジンですね。
         やっぱり声が小さくて聞こえない。

 
 私     「ブジン?」

  
男の子  「ビジンです。」

 
 私     「そう言う事は、大きな声で
                言わなきゃ!!」


  
男の子  「リップサービスが上手ねって
        いつも言われるんですよ」


 
 私     「???」 (大笑)
 
          参りました。完敗!!





  




    天山山頂まで もう少し。

  
  青空が美しい!!



 
  




    天山山頂

    七曲峠から1時間30分。

  
    360度の大パノラマで
    
見晴らしが良い。

    山頂は、広い草原で、
    子供たちが
凧揚げをしていた。

    昼食と休憩

    お天気が良く
    あまりにも気持ちが良かったので
    ウトウトとお昼寝をした。





 
  
  




    天山山頂  

    阿蘇惟直之墓
    (南北朝時代の武将)  

    遺言により
    故郷の阿蘇山が見える天山山頂に
    葬られたといいます。
  
  
  「お墓の向いた方角が阿蘇。」 
    と分かり易い。






  
        天山から阿蘇山方面




    天山山頂  

    阿蘇山方面の展望〈南


    佐賀平野、
    遠くは、阿蘇山、雲仙岳

    眺望出来る。

    上宮の駐車場が眼下に見える。

    そこに、
9合目の登山口があり、
    山頂まで徒歩で40分で登れる







  
         天山から背振山方面




    天山山頂  

    背振山方面の展望(北)


    雷山、井原山、金山、権現山、
    背振山頂、  九千部山、
    北山ダム、古湯 


  
    天川駐車場が眼下に見える。





  
  
           天山からのあめ山




    天山山頂  

    八幡岳方面の展望

    あめ山(996m)が対面している。
  
  
    あめ山の右手に

    神六山、女山、八幡岳、八天岳、 
    国見岳 厳木が見える。




    あめ山の左手に

  
  杵島山、鬼ヶ鼻山、多久市内
    見える。


    休憩後 あめ山へ。



  
        案内の標識





    天山を下ると

    案内の標識がある。

     ☆ あめやま 0.3KM
     ☆ 天山山頂 0.5KM
     ☆ 岸川バス停へ 6.4KM
     ☆ 河内 晴気 バス停 0.5KM

    あめ山は、そのまま真直ぐに行く。
    小城町の晴気は左へ。


     あめ山へ。
     標識からおよそ20分。

     来た道を引き返し七曲峠に戻り
     その後は、古湯温泉へ。 




であった花


リンドウ




           ウメバチソウ



  
   

サンキライ(山帰来)




カワラナデシコ
  
      
ヒメアザミ


ツリガネニンジン






  天山は至る所に花が咲き、数も豊富でした。
  
  花を見つけては喜ぶ声が、
  あちらこちらに聞かれました。


  デジカメを始めて、一年。
  登山歴と同じです。

  登山を始めた頃は、
  ただひたすらに、登ることだけで、精いっぱい。

  花に目をやるゆとりは、ありませんでした。


  今では、デジカメにおさめ、
  うまく撮れたかどうか、 
  帰ってのお楽しみになりました。